いつもブログをご覧いただきまして誠にありがとうございます。
ゑり善の亀井でございます。
記録的に暑かった夏も終わり、秋が足早にやってきております。今年もあと2か月。
紅葉にはまだもう少し…という様子ですが、重なりあう色の美しさが街を彩る季節となりました。
涼しくなる中で着物にも袖を通しやすい季節、皆様にとってもきものを「愉しむ」ひと時がございましたら幸いです。
さて、今回のブログでは、すでにHPではお知らせいたしておりました、ゑり善がご協力したユニークな取り組みをご紹介いたします。
その名も「第1回京都駅ビル芸術祭(ゲイジュツ ノ エキ 2025/GNE)」です。
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開催期間:2025年10月14日~2025年11月3日
場 所:京都駅ビルおよび連携サテライト会場
詳 細:https://kyotostation-gne.jp/
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世界各国が集結し、国の文化や価値観に触れる機会となった大阪万博。
こうした交流の場をなくしてはいけないと、万博が終わった翌日から、駅という大きな建物そのものを、ひとつのアート作品として見立てるという試みです。
現代アートや伝統工芸、デジタル表現、音楽パフォーマンスなど、職人やアーティストの作品を通じて、国内外から訪れる人々と地域と企業がつながり、駅から新しい視点や創造が生まれる “文化・芸術のプラットフォーム” となることを目指しておられるイベントです。いよいよ今週末を残す限りとなりました。
私たちゑり善が参加させていただきましたのは、伝統と現代アートのコラボレーション。マッシュアップ作品です。
天正12年創業のゑり善という会社は、京都裏寺にて京染め悉皆業として商いを始め、その技術を生かして半襟の制作に携わります。
明治16年に作られた京都の専門店を紹介した「京都諸商名産玉つくし」には、「半ゑり」として「御旅町 ゑり善」との記されております。
![京ごふく ゑり善[創業天正12年]](https://www.erizen.co.jp/wordpress/wp-content/themes/erizen/img/common/logo_pc.png)











季節を疑いたくなるほどの日差しに汗ばむある初夏の日、唐突に恵理子が言った。


