きものを愉しむ

2022/11/29

気持ちが伝わる プレゼントのすゝめ

 

日だまりが恋しい今日このごろでございます。
いつもご覧いただき誠にありがとうございます。
本店・営業の大西でございます。

街にはイルミネーション、そしてクリスマスソングが聞こえてくるこの季節。
早いもので来月はもう師走。皆様もお忙しくされていることと存じます。
12月は何かとお人にプレゼントをされることの多い季節ではないでしょうか。クリスマスプレゼントに限らず、年末ということで一年お世話になった方へ感謝の気持ちを伝えられるようなちょっとした贈り物。

そんな季節を目の前にし、ゑり善がご提案する和小物ギフトの一例をご紹介いたします。

 

●帯〆 & 帯上セット●(写真掲載)

お相手がきものをお召しになる場合、私のおすすめプレゼントでございます。写真中央にある箱入りのセット。見た目も可愛らしく、大変華やかです。「きものに詳しくないからどんなものを渡せばいいのか..」という方も販売員が喜んでお手伝いをさせていただきます。帯〆と帯上の組み合わせは無限大ですので、オンリーワンのセットを作ってみてくださいませ。

 

●正絹裂地の蝶ネクタイ●(写真掲載)

古裂、絞り、ろうけつ、紋御召などを使った唯一無二の作品。明治大正時代のアンティークから現代の染と織まで。。蝶ネクタイの形に形成されているので、装着は簡単。フックはお好きな位置で留めていただくことができます。また、専用の桐箱もついてギフトにもご好評をいただいております。男性はもちろん、女性のおしゃれにもぴったりです。

 

●名刺入れ●(写真掲載)

帯地を使ったもので、名刺だけでなく定期やカードを入れたり、簡単なお財布代わりとしてもお使いいただけます。実は私もこちらの名刺入れを入社以来使っております。お客様に名刺をお渡しする際にお褒めいただくことも。。「ちょこっと良いものをなにかお渡ししたいな」というときにいかがでしょうか。

 

袋物(写真掲載)

写真に載っている数寄屋袋(すきやぶくろ)はゑり善オリジナル・宝尽し柄のもの。お茶会に必要なお道具を入れておくものでございますが、クラッチバッグのようにして持っていただくもよし、またポーチのようにお使いいただくのも便利でございます。
他には懐紙入れ、そしてみゆき袋(あずま袋)のご用意もございます。

 

●半衿●

きものをお召しになる方にとっていくつあっても困らない半衿。ベーシックな白もよし、おしゃれ用の色物もよし。もちろん男性用の半衿もございます。
例えば、ベーシックな白の半衿だけを入れた箱では少しさびしいかなぁと思われましたら、上に帯〆をのせていただくなど、見た目も華やかにする工夫はたくさんございます。

 

●『おえりもと』●

こちらはゑり善オリジナルの商品でございます。お食事の際に、その名の通りお衿元にかけていただく前かけです。きものの衿の形に添うようにお作りいたしましたので、きもの姿の品格を損なうことなくきものをお守りいただけます。テープで肩あたりに貼っていただきますが跡の残らないテープを使用しており、またお洗濯もしていただけます。「なかなか他では無いわね!」と仰っていただいております。

 

風呂敷

絹と綿、それぞれサイズやお柄、たくさんご用意しております。ネーム入れ(別途お時間を頂戴しております)も行っておりますので、世界に一つだけの特別なものをお贈りいただくこともできます。意外とあまり自分用として買うことの少ない風呂敷。お人から頂くと嬉しいギフトのひとつです。

 

●タオル・ハンカチ類●

価格帯的にも最も手に取っていただきやすいもの。また、京都には「おため」という風習があり、慶事の際のお返し品を表す言葉で、タオル・ハンカチ類はよく使われます。今の季節ですと「干支タオル」といい、干支の刺繍が入ったタオル(全4色)が新年用のごあいさつ、また、おためとしてもご購入いただくことが多くございます。

 

カジュアルな贈り物なら袋に入れて、ちょっと良い贈り物にしたいなら箱に入れて素敵に。お渡しされるお相手の方やご予算に合わせて、ご提案もさせていただくことができます。

よく皆様に「ゑり善にこんな小物が売ってるって知らなかった!」と仰っていただくことがございます。きものや帯だけでなく、皆様にお使いいただける和小物もたくさんご用意しておりますので、普段きものをお召しにならないお方も、どうぞお気軽にご来店、ご相談くださいませ。

 

本店営業・大西 絢子

京都・銀座・名古屋にて呉服の専門店として商いをする「京ごふくゑり善」の代表取締役社長として働く「亀井彬」です。
日本が世界に誇るべき文化である着物の奥深い世界を少しでも多くの方にお伝えできればと思い、日々の仕事を通して感じることを綴っていきます。