着物と”じっくり”と向き合うひと時~妙顕寺さんでの錦秋会を終えて~

2020年10月13日

2020年10月10日・11日の二日間。
弊社WEBページで告知致しておりました京都本店による秋の特別ご招待の会 「錦秋会」 を無事終えることができました。

妙顕寺

このような状況の中、またお足元が悪い中にも関わらず、お運びくださった皆様に心から感謝申し上げます。

「今年初めてお着物を着ました!」と素敵なお着物姿に素晴らしい笑顔で嬉しそうにお話くださるお方。
「やっぱり着物をこれからもっと着ないとね」とこれから着物を着る決心?をされてお帰りになられたお方。
お嬢様やお孫様と一緒にお出掛けくださり、着物を介したご家族との会話を楽しまれるお方。
妙顕寺さんの心地よい空気を、お庭の傍でじっくりと楽しまれるお方。

ご来場くださった皆様からの温かいお言葉を伺い、素敵な笑顔に触れて、
新型コロナウイルスによる自粛に耐えて、ようやく開催することができた「ありがたみ」を噛みしめておりました。

また同時に、これからも皆様に心から楽しんでいただけるように、
お着物と”じっくり”と向き合っていただける場を、今後も作り上げていきたいとやる気がふつふつと沸いてまいりました。

本店の会場となったのは、堀川寺之内にある妙顕寺さん。

大通りから少しだけ入ったお寺ですが、車の音も全く聞こえず。
会場を囲むお庭を通して、存分に秋の訪れを感じ、私自身も心が洗われるひと時となりました。

風になびく竹の葉がこすれる音。
少しずつ色付き始めている楓の葉。
樹齢400年という赤松の堂々とした佇まい。
妙顕寺赤松黒松

このような素晴らしい環境の中で、お披露目したお着物もとても嬉しそうで、お客様に見てもらえることを待ちわびてのは、私達だけでなく、着物自身もそうだったのだと感じました。
コロナ禍でもひたむきに良いものを作りたい、届けたいという着物に関わる大勢のお方のお気持ちが会場を包んでおりましたし、お客様もその気持ちを感じて、美しい世界をご堪能していただけていたように存じます。

展示会商品

2020年に入ってからは、本当にお着物をお召しになられる機会が奪われてきました。
外に出ることも、
人と会うことも、
自分の好きなお着物で着飾って出かけることすら、
困難なひと時がございました。

これからも感染拡大には予断は許しませんが、ようやく少しはお出掛けできるようになってきているように感じます。
京都では南座の顔見世興行が開催されるとのお知らせも届いてまいりました。

コロナ前に比べて明らかに変わったと思うのは、お出掛けする時間の価値が高まったこと。
大切なお出掛けのひと時がより魅力的な時間になるように、是非お着物姿でお過ごしになられてはいかがでしょうか。

普段はなかなか向き合うことの少ないお着物の世界だからこそ、

スマホは鞄に片付けて、
他のことは一旦忘れて
じっくりとお着物に向き合えるような場

をこれからもご提供していきたいと思っております。

笹

本店に続いて、来週の10月20日・21日には銀座店のメンバーで作り上げる「錦秋会」が白金の八芳園にて開催されます。
こちらの会場も、京都の会場と同様に、素晴らしい会場です。
丁寧にお手入れされた八芳園様の庭園は、お着物好きの皆様がよくご覧になられる着物雑誌である「きものSalon」「美しいキモノ」などの撮影にもよく使われております。
東京にいることを忘れるような緑を満喫できるところで、お着物でのお出掛けにもピッタリです!

八芳園

この1年なかなか楽しむことができなかったお着物。
改めて着物の魅力を感じていただけるような、特別の時間になることをお約束いたします。
お着物に関するどのようなお悩みやご相談にも、できうる限り対応させていただきます。
是非お時間が許す限りお楽しみにいただけましたらと存じます。

今まで弊社とご縁がなかった。
あるいは今まで八芳園にご来場したことがないお客様でも、ご参加いただけます。

ただし、新型コロナウイルスによる感染拡大防止のため、事前の予約制となっておりますので、ご来場希望のお方は
以下の申し込みフォームよりご来場いただけるお日にちとお時間をお聞かせいただきますようにお願い申し上げます。
<案内状申し込みフォーム>
https://www.erizen.co.jp/dmform/

私も二日間八芳園にてお待ちいたしております。
皆様にお会いし、わいわいとお着物談義ができます事を心から楽しみにいたしております。

最後までお読みいただき誠にありがとうございました。

コメント

  1.  秋の雲漂う青空とともに紅葉が進む八ヶ岳です。八芳園「錦秋会」のご案内を頂戴しありがとうございます。まだ東京へは伺えず、昨秋の京都 知恩寺さんでの錦秋会に思いをはせております。前日は台風19号の影響で中止になった同窓会の有志で波立つ琵琶湖を眺めておりました。翌13日は青空拡がる東山へ  キモノデヴューの友人と伺い この時とばかりゑり善さまの逸品を拝見、翌年の顔見世にと身の丈にあう小紋と出会わせていただき本当に幸せでした。2020年京顔見世は感染対策とともに開催とのこと、7か月振りに柔らかものを身に着けられる喜びを満喫させていただきたく今から心華やいでおります。八芳園の錦秋会のご盛会をお祈りしております。

    1. 髙木恭子様
      いつも大変お世話になっております。この度はコメントいただきまして誠にありがとうございます。八ヶ岳の美しい紅葉の風景をワクワクしながら想像しております。
      今年も、心配しておりました顔見世が開催されるとのことで、とても嬉しく思っております。お着物をお召しになることを心待ちにされておられる方も多いかと思いますので、難しい判断の中で、こうしたご決心をなさったことが何よりありがたく思います。
      おかげさまで本日より東京八芳園での会となりました。とってもよいお天気に恵まれました。
      皆さまに思う存分楽しんでいただけますように。

  2. この度は素晴らしい会にお招き頂き、心より御礼申し上げます。
    私にとって初めて訪れる呉服屋さんの会。
    それが憧れのゑり善さんの会であることが信じられず、場違いじゃなかろうかと不安に感じておりましたが、出迎えて下さる皆様の優しい笑顔に少しずつ緊張が解れてゆくのを感じました。

    堂内に飾られていたのは、圧倒される程の美しい着物たち。
    本当にこの晴れ舞台を待ちわびていたかのように、誇らしげでありました。
    その気品ある堂々とした佇まいに魅入ること暫し。
    せっかく来たのだからと、一枚一枚のお着物について丁寧に教えて下さる相談役様。
    目で耳で手で、そして心でお着物と帯を感じる事ができました。

    穏やかな秋の日和。
    歴史ある日蓮宗大本山 妙顯寺様。
    本堂の大屋根を背景に広がる穏やかなお庭を眺めながら、今こうしてゑり善さんで作って頂いた大好きなお着物を着て、この場に居させて頂ける幸せを噛み締めておりました。

    全てが満たされた、最上とも言える豊かな時間を下さった皆様に感謝致します。
    呉服のことをもっともっと勉強して、もっともっと着物を着ることに慣れて…いつか皆様のお着物に負けないくらい堂々と振る舞う事ができたら…
    そんな思いを新たに致しました。

    東京での会のご成功を祈念して。

    1. 吉川麻子様

      この度はご来場いただきまして、誠にありがとうございました。
      またこの度の身に余るようなお言葉、大変うれしく存じます。
      人生ではじめての呉服の展示会ということでしたが、お楽しみいただけましたでしょうか。

      いくつになっても着物については、学びが絶えないとベテランの者も話しております。
      展示会というものは、自分の好み以外のものにも触れる機会。
      今までしらなかった着物に魅力を少しでもお感じいただけておれば幸いです。

      今後も店内・店外含めて楽しんでいただけるような展示会を企画してまいりますので、どうか楽しみにしていてくださいませ。

      もうすでに凛としたお着物姿でいらっしゃいますよ。

      1. お庭にあったあの恐ろしいまでの力強い枝を持つ赤松は、ゑり善さんとほぼ同じ時を京都の地で紡いできていたのですね。
        2つの400年の融合。
        ゑり善さんと赤松は、遠い昔話に華を咲かせていたのやもしれませんね。

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