今”ここにある”ことに感謝して~敬老の日に思うこと~

2020年09月21日

本日は敬老の日。
「多年にわたり社会につくしてきた老人を敬愛し、長寿を祝う」ことを趣旨とした1日だそうです。

4連休の最中とあって、京都も大いに賑わう一日となりました。
きっとご家族との大切な時間を過ごされた方も多いのではないでしょうか。

敬老の「老」とは古くは、律令制に年齢区分として明記されており、そこには61歳から65歳までとされております。

今の時代、ましてや、着物の業界に身を置くものとしては、
61歳以上の方と、”老”という言葉は、大きく大きくかけ離れているように感じます。

いくつになられてもお元気なお方ばかりで、私の方が負けてはおれないと思うことの方が多いです。

お客様や業界の先輩方から、着物に関わるお話を聞くことは私にとって大切な時間の一つ。

皆様の着物とのご縁、着物を通して経験されてきたことをお伺いすると、
余分なものがそぎ落とされたような着物の本質的な価値が見えてきます。

今現在、私達がこのような素晴らしい技術とセンスという土台の上で
着物の商いをさせて頂けていることは先人の皆様のおかげです。

私は現在33歳ですが、この先50年を考えた時に、
先人の皆さんが作り上げてきた大切な技術やセンス・財産を、
「使い込む」のでなく、次の世代につなげるために「活かして」「新たな価値を生み出すこと」を真剣に考えなくてはなりません。

新型コロナウイルスの影響によって、物事の見方ががらりと変わっていく今だからこそ、
改めて、先人の知識や経験に対して敬う気持ちをもつことの大切さを実感致しております。

<亀鶴乃寿>
亀鶴乃寿

コメント

  1. 敬老の日に続く秋分の日、八ヶ岳ブルーの空に秋の雲が漂っています。66歳すぎてまだまだ働き、必要とされる場を与えられていることに感謝しかありません。
    今秋は夏以上のお客様が自然を求めてお越しになります。少しでも森の癒しを実感して下さるよう祈っています。アウトドアウェアを働着とし、OFFは大好きなキモノでお茶やお香を楽しめる幸せ! コロナが収束し京ゑり善さまの店頭の装いを師走にはリアルに拝見できる日を夢みています。

    1. いつもありがとうございます。本格的な秋に入りましたね。こちらも比叡山から秋の空気が降りてきております。
      八ヶ岳の美しい光景を思い浮かべては、のんびりゆっくりしたいなぁと想像しております。この4連休に大勢の方がお出掛けになられているようですが、自然の力を味わいたいという方も多かったのでしょうね。
      一日も早い収束を願いつつ、皆様にお会いできる日を心から楽しみにいたしております。

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