いつもありがとうございます。
ゑり善の専務取締役の亀井彬です。
急激に寒くなってまいりました。
日中になっても気温が上がらない日が多く、体調を崩しておられる方も多いようです。
どうか皆様もくれぐれもお気をつけくださいませ。
さて、今日は私の大切なパートナー・相棒をご紹介いたします。
それは「風呂敷」です
この仕事をするまでは、ほとんど縁のないものでした。
小さいころに旅行するときに洋服をこれで包んでいたくらいの記憶しかございません。
ところが、呉服の世界に来てからは、「なんてすばらしいものなのだ」と実感しております。
・なんでも包める『使いやすさ』
・畳めば小さくなる『持ち運び易さ』
・しわや汚れも気にしなくてよい『お手軽さ』
・なんといっても、和を感じる『デザイン性』
気が付けば、すっかり風呂敷好きの一人になってしまいました。
風呂敷は、仕事では、ほぼ毎日使います。
お客様にお見せする商品(反物と呼ばれる状態の物)を包んだり、
仕立て上がりのお着物を箱ごと、風呂敷に包んでお持ちしたり、
書類などかさばるものを風呂敷で包むこともよくございます。
日常使いのものは、木綿のものが多いです。
結びやすく、多少の水でも大丈夫なので、気も使いません。
年に1度、洗濯機で回して、アイロンをかければお手入れ完了です。
素材の風合いや柄、大きさなど種類も豊富です。
ゑり善オリジナルの風呂敷を中心に、社内の先輩から想いを引き継ぐような形で頂戴したもの。
柄が気に入って購入したもの、季節感のあるものなどなど。
毎年少しずつコレクションが増えていっております。
今では、使うことが少なくなってきた風呂敷ですが、つかってみれば分かります!
「大切なものを包む」という日本人の気持ちと、その所作の美しさ。
大切にしていきたい文化の1つです。
なお、以前も少しご紹介させて頂いた弊社のオリジナルの風呂敷は、特にお着物好きの方に喜んで頂けると自信をもっておススメできる商品です!
ご予算は2,000円前後~5,000円ほどで、この時期悩まれる進物にもピッタリかと思います。
全国の通販サイトなどからのお問合せを頂くこともありますが、一切お断りをしておりますので、
京都本店、名古屋店、銀座店の3店舗と、風呂敷の柄にさせて頂いたご縁のある場所でしか販売しておりません。
店頭にでていなくても、お声がけいただければご覧いただけますので、是非実際にご覧いただき、風合いや色使いを見ていただけましたら幸いです!
風呂敷 いいですねぇ。 寒い時はスカーフ代わりに 茶席入りの前はコートを包んで、専務さんご愛用の出雲藍染め 四巾? 素敵です。いつかは手に入れたいと思うものの・・・
ゑり善さんの 商いの心を包んで たくさんのお客さまにお届け たくさんの期待しています。
>>髙木様
いつも誠にありがとうございます。
この時期はコートを包むのにも、重宝しますよね。
大判の風呂敷も本当はもっとご提案したいのですが、時代の中で少なくなってきているようです。この亀の風呂敷も30年以上前の風呂敷なのです。
皆様からのご期待に沿えるよう、日々精進してまいります。
亀井様…
今日も楽しく拝見させて頂いております。
今日は『風呂敷』について
お勉強させて頂きました。
お写真の風呂敷のお柄が
鮮やかで面白いものが多かったので
テーブルクロスなどにしても
面白そうだな~と思いました。
奈良時代から
ころもつつみ→平包→風呂敷
と定着していったそうです。
京都→着物→ゑり善 亀井さん
京都でご存知ない方は
いらっしゃらないと思っています。
これからも京都の宝物として
いらして頂けますよう
応援しております。
>>依子様
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
「ころもつつみ」という言葉は初めて伺いました。
それだけ日常に根付いていたものなんですね。
そうなんです。テーブルクロスにも使っていただけます!
最近では風呂敷も思いがけない使い方をされている方も多く
この間はお客様からお写真で拝見したのですが、
メイクアップアーティストの方がお化粧道具の敷物に使ってくださっていたようで、海外の方からとても人気だったそうです。
弊社の風呂敷をテーブルセンターにして、マリメッコのコップに合わせた写真もインスタグラムで拝見したことがございます。
皆さん本当に上手に使ってくださっていることを嬉しく思い、改めて風呂敷の魅力を感じるこの頃です。