コーディネートの楽しみ「帯締め」

2019年10月13日

おはようございます。ゑり善の亀井です。
いつもブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。

京都では台風の雨風もさり、季節が一気に進んだかのような肌寒さを感じております。

さて、昨日に引き続き、店内の和装小物のご紹介を致します。
お着物にとって非常に重要なアイテム「帯締め」です。

お着物の面白さは、基本的に「5つのアイテムの組み合わせ」という制限があることではないかと思います。5つのアイテムとは、①着物 ②帯 ③帯締め ④帯揚げ ⑤半襟 になります。

この5つのアイテムでコーディネートするという制限があるからこそ、組み合わせ次第で、無限の広がりが生まれ、お客様一人ひとりの個性を楽しむことができるのです。

着付けにおいて「帯締め」は、「帯の形がくずれないように押さえる」という重要な役割を持ちますが、私はこの役割に加えて、お着物姿の中心にあるコーディネートのポイントになる重要なアイテムであると感じております。コーディネートのセンスが光るアイテムで、素敵な着こなしをみると、ついうなってしまいます。

帯締めを選ばれる際のポイントは

  1. 締めやすいかどうか
  2. TPOに合っているかどうか
  3. 季節に合っているかどうか
  4. 帯や着物に、色味や風合いが合っているかどうか

を気を付けていただければ、よいかと思います。

1.締めやすいかどうか
締まりがよいか、実際の帯締めに触れて、結んでみて試していただくことが大切です。
お客様によって「締めやすさ」の基準は人それぞれですので、まずは異なる種類を試していただきながら、ご自身の好みに合うものをお探しになられることをおススメします。

2.TPOに合っているかどうか
TPOによって、着物と帯の格調が異なります。着物や帯の格と、帯締めの格は合わせたいところ。帯締めには大きく分けると「礼装」と「おしゃれ・ご普段用」があります。見分け方としては、金糸や銀糸が含まれているとフォーマルな印象になりますし、厚みがあり、幅が広い方が格調の高い帯に合います。

3.季節にあっているかどうか
帯締めにも季節がございます。透け感のあるレースのような組の帯締めは、夏用の帯を合わせる時期(6月~9月上旬)のみ、お使いいただけるものです。お手持ちの帯締めを使われる際はご注意ください。

4.帯や着物に、色味や風合いが合っているかどうか
帯締めの色合わせは、難しいようで、実はとても楽しいもの。
帯や着物に使われている色から、お好きな色味を選んでみると比較的合わせやすいです。
同系色で合わせるもよし、反対色で帯締めを目立たせるもよし。正解があるものではございませんので、あれやこれやと合わせながら、お探しになられると良いです。
ゑり善には数多くの帯締めがございますが、色の記憶というものは曖昧なものですので、実際に帯締めを合わせる帯を、お店にお持ちいただき合わせてみるのも、お気に入りの1本を見つけるための一つの方法です。

お手持ちのお着物や帯に合わせる小物を変えるだけで、ぐんと印象が変わります。
お着物の魅力である小物合わせの楽しみを、是非店内で心ゆくまで試してみてください。

私たちもお客様とコーディネートを考えるのが大好きですので、どうかお気軽にご相談くださいませ。

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