≪佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美≫ 見に行ってまいりました

2019年10月20日

おはようございます。ゑり善の亀井です。

昨日は雨模様の京都でしたが、本日は気持ちの良い朝を迎えました。

今年、「スポーツの秋」が大いに盛り上がっておりますが、「芸術の秋」も負けていません。
今日は京都国立博物館で開催中の ≪佐竹本三十六歌仙絵と王朝の美≫ についてご紹介したいと思います。

お客様からも、絶対見に行くべき!とお勧め頂きまして、金曜日の夜間開館に合わせて見に行ってまいりました。お天気が悪かったこともあるのか、会場は思っていたよりもお人が少なく、じっくりと近くで見ることできました。

≪佐竹本三十六歌仙絵≫とは、三十六人の優れた和歌の詠み人を描いた鎌倉時代の名品です。
今からちょうど100年前に2巻の巻物であった作品が1歌仙ずつに、分けられ当時の財界人などの所有品になります。今回は、その離れ離れになった断簡が奇跡の再会を果たしています。

まず、驚いたのは、絵の美しさ!
歌仙一人ひとりの表情や心情が、顔の傾きや目線で表現されています。これほどまでに繊細な描写ができるのかと、つい見とれてしまいました。

所有者のこだわりを随所に感じる「表具」
当時の技術が結集された美しい織物などを用いて、メインとなる歌仙絵がより引き立つように仕立てられています。色の取り合わせからは、季節感や歌の心情すら感じることができ、着物のコーディネートにも通じるものがございました。

そして、歌仙絵を巡る人間ドラマも見どころの一つ
当時の所有者の方々の肉声を聞くことも一部聞くことができ、当時の財界の方々の文化芸術に対する只ならぬ情熱には、強く心を打たれました。

5年前の9月にリニューアルした京都国立博物館は、シンプルながらも日本らしさも感じる居心地の良い建物です。
芸術の秋、日本古来の文化を感じに、お着物でお出かけされてはいかがでしょうか。

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