これも??和の色合わせ

2020年03月29日

おはようございます。
ゑり善の専務取締役の亀井彬です。

本日まで開催の小物バーゲン、実は私も楽しませていただいております。

いつも持ち歩く大切な仕事道具である携帯電話。
一風変わった模様ですが、つい惹かれて買ってしまった携帯ケース。

これに銀座店で大人気の組み紐のストラップを合わせます。

使うごとに味わいがでてくるストラップなので、
銀座店に出張で出かけたときには、ちょくちょく購入をしています。

これかなぁ。
厄除けストラップ

あれかなぁ。
厄除けストラップ

迷ったけれど、これにします!

結局、このたまご色と白茶色のストラップにすることに。
コーディネートのポイントは、ケースにかかれた主要道路の色?を拾ってみました。
菜の花を思わせるような、春らしい軽やかな色味が気に入りました。

これでまた仕事道具に愛着がわきます!
厄除けストラップ

こう考えるとどんなものでも、色合わせの楽しみがあるものですね。
私にとって、あれやこれや、悩み考える時間はとても創造的て、興奮するひと時です。

今日は、一風変わった小物あわせにお付き合いいただき、ありがとうございます。
皆さんのこだわりの色合わせなど、また聞かせていただけることを楽しみにしております。

春の小物バーゲンは本日までです。是非お楽しみにお立ち寄りくださいませ。

「厄除け」-身に着けるもので「厄」をはらう-

2020年03月28日

おはようございます。ゑり善の専務取締役の亀井彬です。

このような形で、人の移動が制限される週末は、戦後今まで何度あったのでしょうか。
今まで過ごしてきた自由な生活と、健康な毎日が、いかに尊いものであったことかを、強く感じております。

人は長い歴史の中で、多くの災いと戦ってきました。
災いや苦しみのことを「厄」とも言います。
この厄を払い除くために、多くの方が古くから祈りを込めてきました。

この風習が、今なお着物の世界にも残っています。
それが「厄除け」です。

厄除けの意味がある柄のものを、着物や帯、ひいては和装小物として身に着け、災いがこないようにという祈りを込めてきました。
特に体に近いところで使うもの、毎日使っても楽しめるものである、長襦袢や腰ひも・伊達締めなどに、多く厄除けのお柄のものが存在します。

厄除けの柄はいくつもございますが、代表的なもので言えば「鱗」の柄が挙げられます。

三角形を積み重ねた柄で、蛇の鱗をモチーフにした柄と言われています。
古墳時代の埴輪の服飾文様、古墳や銅鐸にも使われている、古くから使われてきた柄といえます。

ではなぜ、鱗が厄除けなのか。

ここが日本人の感覚として、非常にユニークなところだと私は思います。

「蛇」とは恐れの対象でした。

動き方はいかにも不思議ですし、かまれたら痛い。
蛇の毒で命を失う人もいたはずです。

しかし、その恐い対象はやがて、身に着ける(味方につける)ことで、他の恐いもの(厄)を寄せ付けなくなるという信仰心に変わってきます。この考え方は多くの神話にも示されています。

蛇をモチーフにした柄を、衣装として身にまとうことで、怖い存在であった蛇が自分自身を守ってくれる。
敵を打ち砕くのではなく、むしろ仲間にして、より恐いものに一緒に立ち向かおうとする考え方。
周りを海に囲まれた日本だからこそ、生まれた考え方なのかもしれません。

こんな時代だからこそ、厄を払い除けるという「厄除け」を、お着物の楽しみに加えてみてはいかがでしょうか。
本店で開催中の小物バーゲンにも、少しだけではございますが、厄除けのアイテムが揃っております!

伊達締め
博多織伊達締め:厄除け 七色・鱗

ちなみに、最近着物を着るときには、よく祇園祭の手ぬぐいを使うのですが、これも厄除けの意味を込めてです。

とにかく、この「厄」が早くおさまってくれるように、祈りを込めて、本日のブログを書かせていただきました。
どうか皆様にとって素晴らしい週末になりますように。

春爛漫!

2020年03月26日

おはようございます。

いつもブログをご覧いただきまして、誠にありがとうございます。
ゑり善の専務取締役の亀井彬です。

桜

朝から用事があり、高瀬川の近くを通りました。

本当に見事な桜!

春の陽気に気持ちが明るくなりますね。

さて、本日から4日間、四条の本店では、小物バーゲンを開催します!

こちらも気持ちが明るくなるような会場になっております。
お近くをお通りの際は、是非お気軽にお立ち寄りくださいませ。

春の小物バーゲン

和装の楽しみは小物あわせにあり!

2020年03月20日

いつも誠にありがとうございます。ゑり善の専務取締役の亀井彬です。

3連休の前日である昨日は、四条の街にも少しずつ賑わいが戻ってきているように見えました。
コロナウイルスによる影響は依然予断は許さない状況ではございますが、道行く方々の笑顔と、さわやかな日差しを見ると自然と心が明るくなります。

さて、4月を迎えると、弊社にも新しく勤めてくれる仲間が加わる予定です。
着物の販売の経験がないお方ばかりなのですが、まずは着物に触れ、興味を持ってもらうことからスタートです。
着物の魅力は多岐にわたりますので、どこから興味をもってくれるのか。こちらも楽しみです。

私も7年前の4月に入社をし、毎日知らないことばかりでしたが、目に触れる着物の世界に魅了されていったことを今でも鮮明に覚えております。
銀座店で勤めはじめましたが、先輩方がお客様とお話をされている姿を、後ろからこっそりを見て学ぶ毎日。

そこで興味が持ったことの一つが、「小物あわせの楽しみ」です。

ご用命賜ったお着物や帯が仕立てあがってきたら、この着物に合う帯はこれ、帯揚げならこれ!
あの奥様にはこのような色合いが似合われるだろう。
帯の印象を引き立てるには、この組み方の方が合いそう?

実際にお客様がご来店されると、そこから始まる着物の小物あわせ。
あーじゃない、こーじゃない。その様子がなんとも楽しそうなこと。

お洋服のコーディネートに比べると、基本的に着物の世界は、
着物・帯・帯締め・帯揚げ・半襟・草履・バッグ
と使えるアイテムに制限があり、大きく形を変えることもできません。

将棋の羽生さんの書籍で読んだことがあるのですが、
「小さくコンパクトにしていく」というのは、日本文化の特徴ともいえます。

限られたアイテムだからこそ、無限の取り合わせを、様々な人と楽しみあい、競い合う?ことができることも着物の魅力の一つだといいえるのではないでしょうか。

本当にアイテム一つ変えるだけで印象が変えられます。
今日は春分の日、先日アップした春らしい桜の帯をもとに、帯締め3本楽しんでみましょう。

小物コーディネート

帯締めコーディネート①:「合わせやすい万能タイプ」

一つ目は淡黄(たんこう)色の帯締めです。この色は、帯の色味を選ばない色の一つです。
地色に合わせて、桃色を加えているのがポイント。軽やかな印象で気軽にお使いいただけます。

小物コーディネート

帯締めコーディネート②:「ふんわり」

春のらしい若菜色の帯締め。結び目と渕にのぞく灰桜色がとても上品です。
無地の帯締めは帯の柄を引き立ててくれます。

小物コーディネート

帯締めコーディネート③:「きりり」

はっきりとした印象のピンクに、少し赤みを帯びたグレーを組み合わせれば、ピンクの優しい雰囲気を活かしつつも、シャープな印象になります。帯締めも目立たせたい!という時はこのような合わせ方も素敵です。

小物コーディネート

コーディネートは本当に奥が深く、まだまだ私も勉強中です。
道行くお着物姿のお方を見ては、素敵な合わせ方だなぁといつも参考にさせていただいております。

最後に、入社当時に先輩から聞いて今も大切にしていること。

小物あわせには、答えがないもの。
難しい!という気持ちではなく、楽しい!という気持ちで探してみぃや

これからも皆さんで小物あわせを楽しんでいきたいと思います。

◆小物バーゲン開催します!是非ご来場ください。
京都本店 2020年3月26日(木)~29日(日)

https://www.erizen.co.jp/kyoto-blog/komonosale/

ゑり善『染帯』コレクション-桜-

2020年03月15日

おはようございます。ゑり善の専務取締役の亀井彬です。

素晴らしいお天気の一日となりました。
この日差しをみると、つい外に出たくなるお方も多いのではないでしょうか。
素晴らしい一日になりますよう、心からお祈りいたしております。

さて、本日もゑり善の染帯コレクションの中から、1点ご紹介させていただきます。
春のお花といえば、やはり「桜」が代表といえるのではないでしょうか。

桜の栽培の歴史は古く、古い時代には野生種の「ヤマザクラ」が主として植えられ、
室町時代からは多くの園芸品種が作られ鑑賞されるようになったといいます。
明治以後には一般に「ソメイヨシノ」が東京を中心として広まりました。

むかしから今までで世にあらわれた品種は、今では見れないものも含めるとなんと「800種」もあるとのこと。
いかに、時代が変わっても日本人に好まれて続けていたのかが、非常によくわかります。

今年の桜の開花予想が発表されておりますが、後1週間ほどで開花のニュースが全国に広がりそうですね。
寒い時期を乗り越えて、咲くあの美しい花が見れるが本当に楽しみです。

桜開花予想マップ

そんな桜の美しさを絶妙に表現しているのが、こちらの帯。

染帯
染帯:白地 桜 辻が花

可憐に咲いた桜の花びら
鮮やかな心が表れるような新芽の若草色が印象的です。
のびやかでありながらも、優しさを感じる枝ぶりも、お締め頂いた時の帯の流れを演出してくれます。

春にぴったりの透明度のある地色のお着物にもピッタリ!

桜の帯があれば、春のお出かけが楽しみになるのは間違いありません。